↓下にいくほど、前に更新したものなっていきます


DEATH NOTE the Last name
恋人が死んだことをきっかけに、捜査本部に潜入することに成功した夜神月(藤原竜也)。第2のキラ、第3のキラが現れる中、L(松山ケンイチ)との対決は激化していく・・。はたして、勝ち残るのは、

はい、話題のデスノートです。原作はパラパラ読みですが、大体は知ってます。なので、あたし的には原作よりは映画の方が終わり方好きです。映画タイトルの「the Last name」の「L」とは、月のLなのか、それともLのコトなのかを考えるのも、なかなか面白くて、漫画とは別の完成されたストーリーで、あたし的にはとても満足でした。まぁ、ストーリー的には、なんとなく無理矢理つめこんだ感もなくはないですが・・、最後まで目が離せず面白かったです。というか、あんま期待してなかったんで(オィ)逆にすっごい良かったです!!ただ、最後の方は、あたしの腐れた脳味噌ではちょっと分からなかった所があったんで、誰か教えてほしいです・・(汗)

にしても、やっぱり藤原竜也演技うまいですね。なんか、もう最後の方は「コイツ、ホント最悪やな」っていう位ドス黒いものを放ってましたね。あんな穏やかそうな雰囲気なのにね。なんかいやな汗が出てきそうな感じでした。
は、・・かっこいいというか、呪怨のトシオ君にしか見えませんでした(汗)だって、白塗りで目元が黒いんだもん(笑)デスノートで人が死ぬんじゃなくて、カヤコさんの霊で殺されてんじゃね?みたいな・・(すいません)あと、お菓子食いすぎだから!どんだけ食ってんだよ。あたし、Lが巨大団子を瓶詰めされたみたらしに入れてるシーンは、ケッコー引きました(汗)映画見終わった後は、胸焼けしたし。なんつーか、月に命狙われてなくとも、その内糖尿病で死ぬんじゃあ・・みたいな(ファンの方、すいません)
今回、あたし的に一番ステキだったのは、やっぱり夜神総一郎(鹿賀丈史)でした。ホントかっこいいっつーかステキだ!!あんなお父さん欲しい!!ただ、月の誕生日に 六法全書をプレゼントするシーンがあるんですが、それはヤめてくれーーー!!みたいな。でも、アレですね、夜神さんが映画見てて一番可哀想でした・・。
あと、ミサミサホントかわいかったです。前編では微妙じゃね?とか思ったけど、後編ホントかわいかったです、そして健気〜だった〜。
死神に関しては、リュークは最初かわいいな〜って思ってたけど、なんか段々ムカついてきましたね。ある意味、月よりもムカつくっつーか、一番タチ悪いと思うんですけど。レムは、見た目ガリガリというか鳥の軟骨くっつけまくったみたいな外見(失礼)ですが、人間なんかよりもよっぽど慈愛(?)優しいと思いました。声はなんと池畑慎之介・・漢字あってる?(ピーター)です。やっぱうまいですね。ま、そんなこんなで出演者も豪華です。

失礼なコトをさんざん言いまくりましたが、なかなか笑えるし(違)面白かったです。(´▽`)ただ、ちょっと上映時間長いのでトイレには注意です。


ユナイテッド93
2001.9.11のあの日、ハイジャックされた四機のうちの一つユナイテッド93便がペンシルベニア州に謎の墜落をした。一つだけ目的地にたどり着かなかったユナイテッド93便。あの日、あの時一体何が起きていたのかを綴った映画。

見終わった直後、衝撃で声がでなかった。深い絶望にも似た感情でなんか自然と涙が出てきそうになった。上映していたあの部屋が沈黙で静かになっていて、あまり体験したことがないコトが起きな・・と思う映画だった。
このユナイテッド93便の話は9・11テロが起きた時期に、フジテレビの「●ンビ●●●ー」でやっていたから知っていたけど、その時感じたものとは全く別の コトを感じた。貿易センタービルにしても、あの日リアルタイムでテレビで9.11の様子を見ているのに、なんだか映画みたいだな・・と現実感が全くなかった。現にウチのお父さんなんか「映画みて〜だな〜」と何回も言ってたし(汗)よく、まるで映画みたいですね、みたいなコトはテレビでも誰でも言ってたけど、この映画を見ていたときは「まるで映画みたい」とはさっぱり思わずに、あの飛行機にいたような、他人事ではない感情にさせられて、映画というより再現VTRみたいな感じになってます。まあ、それもそのはずで、この映画の監督は何があったのかをかなり調べ上げたらしく、映画には本物の当時管制官をやっていた人が出演してます(´o`)でもこの人ホントに素人なのかと思うぐらいあの日、飛行機を管理している管制室では何が起こっていたかを 再現してます。飛行機の中だけでなく、管制室や軍や政府が何をしていたのか、何ができていたのかまで視点を当てた映画で、超大国アメリカでさえ双方の連絡が噛み合わず、情報が乱舞し、ちゃんとした支持が出来ずにテロを向かえてしまったのを見て、アメリカがこれなら日本なんてどーなっちゃうわけ?!(現に、ユナイテッド93便がハイジャックされていた、とちゃんと分かったのは、墜落してから4分後のコトだったようです)と身が凍る思いをしました。
飛行機では、ハイジャック犯と乗員乗客双方を映し出し、飛行機内での混乱をまざまざと見せ付けられます。飛行機内での一番印象的なシーンは、ハイジャック犯が自分たちのテロが完遂出来るようにアッラーに祈りを捧げ、乗客たちは助けを求めて神に祈りを捧げている。同じ祈るという行為なのに、目的と感情が違うだけで、人をも殺すのだなと 何ともいえない気持ちになりました。
最後、ハイジャック犯と乗客が操縦をめぐってもみくちゃになり、窓にはだんだん緑の土地が無慈悲にも近づき、やっと操縦桿まで奪い返したのに、高度があまりにも低すぎたためか操縦桿を上げても機体は上がらずに、窓にはもう緑しか映らなくて、乗客たちが必死に助かろうともがいたまま、カメラは窓に焦点をあて近づく地面と轟音・・そしてブラックアウト・・・もぅ、ここまでくると結果はわかってるのに、もうホント絶望感に襲われます。(泣)
絶望とかばっかり言って、あんまり見たくなくなるような印象を与えるかもですが、この映画はぜひ皆に見てほしいです。出来るなら映画館で見てほしいです。1800円払ってもいい感じします!(あたしは学生割引で1000円で見たケド・・^_^;)
被害にあったアメリカ、新たなテロからアメリカを救った英雄として乗客たちを写すのではなく、ただありのまま、あの時起こった事を写していてどちらかの考えに捉われるコトなく見れる すごい映画だと思いました。


パイレーツ・オブ・カリビアン2 デッドマン・チェスト
いわずと知れた、カリブの海賊
エリザベス(キーラ・ナイトレイ)ウィル(オーランド・ブルーム)は結婚式当日にジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)を逃がした罪で英国軍によって捕らえられ、死刑を言い渡される。ウィルはジャックのコンパス(羅針盤)を持って来れば二人を助けてやると言われ、単身ジャック・スパロウに会いにいくことになる。そのころ、ジャックは仲間達と自由な海賊を楽しんでいたが、船の貯蔵庫で変わり果てた姿のウィルの親父と会い、フジツボがつきまくったウィルの親父さんに「ディビッド ・ジョーンズからの伝言だ。約束を忘れるな・・ジャック・スパロウ」と告げられる。それを聞いたジャックは「死者の宝」を探すことを決意したのだったが・・・・

はい、最初に言います。あたし、カリブの海賊1見てません・・(汗)なのに、2を見てしまいました。エヘヘ・・(汗)いや、一応1の話の内容は知ってるんですけどね・・大体。いや〜ジョーニー・デップ扮するジャック・スパロウがすんげ〜人気だし、アメリカの興行収入なんて4億ドル(一体日本円で何円?)突破したから、「どんなもんなんかな〜・・」と、好奇心には勝てずに観に行ってしまいました(汗)一応、大体の登場人物は分かったんだけど、中には この人誰?という人もいて、「1見てね〜からな〜」と思って観てました。でも、1を見てなくても面白かったですょ・・。あたし的に笑いのツボ満載だったし(笑)
まず、ジャックがどっかの先住民の首長になってるシーンは結構笑えました。ウイル達が捕まった牢獄(あれを牢獄といっていいのか・・なんか橋に吊るして谷底にプラ〜ンみたいな)から逃げ出すシーンは爆笑しましたね(´▽`)あと、いろいろ笑えるシーンは盛りだくさんでした。まさに娯楽映画!すっごい綺麗な海岸に指輪物語のオーク顔負けの、ディビッド・ジョーンズの家来が現れるシーンなんて、風景と物体がミスマッチしまくってて、これもかなりツボでした。
物語的にはこれからどうなるんだーーーー!!って 感じになってます。最後の最後なんて「!?」みたいな・・。
キャラはもちろん魅力的です。ジャック・スパロウはジョニー・デップがやらなきゃ誰やんの?って位にハマッてるし、オーランド・ブルームなんてあの美しいエルフなんて見る影もナシに地中海の男(つまり、浅黒い肌に筋肉、そしてケツアゴ・・)になってました(泣)キーラ・ナイトレイは相変わらず綺麗です。
ま、そんなこんなですが、3に向かっていろいろ伏線が張られてるんで、2は少し謎めいてて消化不良といえなくもないです・・
あ、そして、あのウネウネタコ男ことディビッド・ジョーンズとクラーケン(タコの怪物)のおかげで、当分タコ食いたくねーやっておもいましたょ・・(苦笑) もう、俳優の顔がわかんない位のウネウネ加減や・・(汗)

1を見てから、もう一度みたいですね


女はみんな生きている
夜、夫と車で出掛けたエレーヌは、道端で暴行されている娼婦ノミエに助けを求められる。だが、夫は面倒ごとはごめんだと車の窓を閉めその場を立ち去ってしまう。エレーヌはどうしても暴行を受けていた女性が気になり、夫に黙ってノミエが収容されている病院を探し出すが・・・・・

フランス映画ですぬーん(笑)フラ語のあの独特の空気感、イイです。かなり。映画の題名で分かると思いますが、この映画女性が主役です。もう、男ってバカで女が強しって感が出まくってる映画です。(笑)
今まで普通の主婦だったエレーヌが、ノミエと出会い自分の考えで行動し自立しいき、ノミエは過去と決別し新しい生活を手に入れるためにエレーヌの協力のもと、目的を達成していく、そしてそれに振り回される男達。(笑)特にエレーヌの夫と息子が振り回されまくってます(´∀`)男達は自分の思い通りにやってると思いきや、実際は女の手の上で踊り、気まぐれに振り回されてる様は爽快リフレッシュ!!!みたいな。 かなり見ていて気持ちイイですが、そんな中で、ノミエの過去はすさまじかったです。国、男女の差、宗教、貧困が絡み合い実際ノミエのような女性がいるんだろーな・・・という問題もえがかれてます。
映像は映画というより、ドキュメンタリータッチっぽい作りで、妙に現実感があり、そんな映像にあわせ軽快な音楽がストーリーともマッチしてます

最後のシーンで、夕日を見ながら何ともいえない表情しているエレーヌとノミエ、それと対照的なおばあちゃんの毒気のない微笑が印象的でした。

女性が見たら絶対面白いとは思うけど、男性が見たらどう思うんでしょうか?ゼヒ、男性の感想もききたいですね(^V^)


ダヴィンチ・コード
ルーブル美術館でソニエール館長が、修行僧のシラスに殺される。ソニエール館長は死の間際、美術館中にダイイングメッセージを残し自らレオナルド・ダ・ヴィンチの人体図(?)の形をとり息絶えた・・
トム・ハンクス演じる記号解読を専門とする学者の主人公は、フランス警察(ジャン・レノら)にこの事件の鍵になるダイイングメッセージの解読を依頼される。
早速ルーブル美術館に 向かうトム・ハンクスだが、そこで亡くなったソニエール館長の孫(オドレイ・トトゥ)から、「実はあなたが容疑者だと思われている・・」と聞かされる。
美術館を抜け出し真相を探るトム・ハンクス達だったが、 やがて、世界最大の謎に巻き込まれていくのであった・・・・・

いや〜、最近話題のダヴィンチ・コードの映画化です。
テレビでもダヴィンチが残した暗号についてやってるので、大体知ってる人もいると思いますが、世界最大の謎とはキリスト教のことについてです。
というか、映画で語られるダヴィンチの 暗号はテレビでやってたのとほぼ同じでした(^_^;)
ところで、前日にオールして映画を見てしまい不覚にも前半ウトウトとしてしまったトコがかなりありました・・(汗)なんせ、2時間半位ある超大作ですから、前半はどうも・・・(^_^;)
で、やっと目が覚めてきたのは、やはりダヴィンチの暗号についてからデス。ハハハ・・
ところでこの映画は、フィクションなんですかね?
ダヴィンチが残したとされる暗号はいろいろな学者や科学的な解明で発見されてるらしいんだけど、アレも100%的中までいくんだろうか?という疑問は持ちました。というか扱ってる題材がキリスト教で映画の最後の方がアレだったので、あまり宗教に無頓着な日本は「へ〜、イエスって そうなんだ〜」「ふ〜ん」で済むかもしれないケド、マジに信仰している外国の人たちの中には、例え、ダヴィンチの暗号を元にこの映画が作られてても、映画として割り切れない可能性もあるんじゃないかな?とか思いました。(>_<)
でも、ダヴィンチの暗号についてはすっごい興味深かったです。
ストーリー的にはちゃんと物語として完結してたのでスゴイな、 と思いました。ある意味清々しい位答えを用意してたんですごかったです。よくあそこまでいろいろな暗号を考え付くな〜って感じでした。ただ、実在するというシオン修道会は、秘密結社なのに映画やテレビや本に名前だしちゃってイイんかい?あれじゃ秘密ナンタラでも何でもねーよって思ったんですけど(^_^;)どーなんでしょうか?
ちなみに今回のトム・ハンクスの髪型はなんかビル・マーレイに見えてきて微妙だった・・・。(´□`;)学者っぽい気品(?)がある髪型にしてるんだろうけど、あたしはいつもの髪型が好きだよ 、トム(笑)
他の出演人も皆よかったです。役にどっぷりって感じで。特に修行僧シラスを演じてた役者さんはすごかったです。怖かったケドかこえがったです!!

なんか、すごい長くなってしまいましたが、(汗)なかなか面白い映画でした。神ってなんだろ?信仰とは?という根本的な考えをさせる映画だと思いました。


みなさん、さようなら
大学教授のレミはついに病気が末期まできていて、医者にも治しようがない。有能なビジネスマンの息子セバスチャンは幼い頃から父親のレミが何人もの女と関係を持っていることで、レミとはうまくいっていなかった。そんな折に聞かされる父親の様態、妹は仕事で太平洋の真ん中にいて戻ってこれない。母親からは、レミに対して愛情を持って接してくれ、などを言われ仕方なくレミの最期をレミの希望通りに充実したものにさせてやろうとするが・・・

涙が止まらない映画かな〜と思っていたんですが、カナダ=フランス合作映画で終始ゆる〜い感じのフランス語が出演人の口からポンポンポンと紡ぎだされます(^_^;)フランス語のあのなんともいえない空気感がたまらなくイイです。
話の大部分は、レミとレミの旧友(かなりクセのある)の会話で楽しく繰り広げられるけど、なんせこの会話のほとんどが下ネタ・・・。レミの愛人や女性関係などが奥さんの前でアレやコレやと出てきます、いや〜コレにはびっくりしました(汗)まぁ、自分の友達と楽しく過ごすというのはイイもんなんだろうけどね(-∀-;)
終始女性の話ばっかりしているレミですが、やはり迫りくる死に恐怖を感じ、カッコもつけずに悟りも開かずに率直に怖いと口にし、それがかっこ悪いコトでもまんでもなく当然の感情であるというコトに気付かされました。特に「執着しているのは今ではなく、過去ね」「私は死ぬ前に本を残したい」というセリフが印象的だった。ただの女好きの太ったおっさんやんけ、と思ったレミがどこまでも生きるコトに執着しているけど自暴自棄になるワケでもなく、最期の時間を友人達と楽しく過ごしていく、という所がよかったです
ただ、あんまり好きじゃなかったのが、息子のセバスチャンの行動。仕事も上手くいってるせいか金をぎょーさん持ってるので、レミの希望を叶えるために金をジャンジャン使っていく行為がなんか嫌だった。真に父親の為を思っているのではなくて、もう父親が長くないから何かしらレミのために行動しとけ、みたいな、そうするコトが義務だ、みたいな感じを受けてしまった(-_-;)レミの為にやるにしても全て金で解決するのではなくて違う形でも出来たんじゃね?みてーな・・。
まぁ、レミが自分の最期が自分の息子の膨大な金で成り立ってると気付いていたのかどうかは分からないケド(^_^;)
でも、もし自分の父親があんなに女遊びが酷かったら、かなり父親が嫌いになるに違いないんで、セバスチャンが金でレミの最期を良いモノにしていったのは仕方ないかもしんないです・・。あたしだってお父さんが死に際に何をしてやれるかなんて、思いもつかないし・・(^_^;)

長くなってしまいましたが、イイ映画でした。


サバイブ スタイル 5
@男(浅野忠信)は自分の妻を何度も殺して土に埋めるが、妻は殺される度に凶暴になって生き返る
ACMを作る仕事をしている女(小泉今日子)と客に催眠術をかけたまま殺される男(阿部寛)
B催眠術かけれらたまま自分が鳥だと思い込んでるお父さん(岸部一徳)とその家族
C盗みを仕事にしている男三人組み
D催眠術師を殺した殺し屋(荒川良々と外国人)
この五つの話が、繰り広げる映画です。

とにかくものすごい豪華な出演陣です(>_<)誰が出てるか確かめるために見てもイイ位面白い映画です。
ストーリーはめちゃくちゃな感じですが(笑)もう勢いがあって、上に挙げた五つの話が絡み合うハズないのに、やがて一つになり爽やかな(?)ハッピーエンド的なもので終わるのでびっくりしました。かなり笑える映画なんだけど、何気イイコトも言ってるんでスゴイです(笑)
どうやら、監督と脚本がCM界で有名な人が手がけているので、映像と音楽がとてもイイです(´∀`)映像は現実世界じゃないみたいな感じで、原色とかが散りばめられてる色使いです。音楽はクセになりそうな感じで口ずさみそうに なったし(笑)
ぜひ見てほしいのは、岸部一徳の鳥の演技です(>_<)もう、すごいです。そこまでやるんか?!って感じでしたから(^_^;)
見るというか、体感する映画みたいな感じです(^▽^)


イノセンス
前作の『攻殻機動隊 GOHST IN THE SHELL』の人形使い事件により草薙素子がいなくなった公安9課。現在バトゥトグサとペアを組んでいた。そんな中、試供品としてロクスソエル社から配られていたアンドロイドが人間を襲う事件が起こる。テロの可能性も考えられ二人は事件を追うが・・・

この映画の専門的な用語の解説は、知識不足で語れはしないんで、素直に映画の感想を言います(^_^;)
はっきり言って、あたし的にスバラシイ映画でした。(>□<)
ストーリー、セリフ、映像、全てがスゴイ!!!としか言いようがないです。押井守監督スゴすぎる。一体何がすごいのか、映画で人間の存在、自分が自分であるコトなどあそこまで明確に言葉(セリフ)や映像作品で表されたのを見たことないからです。物語では『自分が自分であること』をゴーストという言葉で表してるけど、今この時代でさえ自分というのは曖昧で「私は今ここに存在している」とははっきり言えないと思う。あたしは、時々自分はホントに存在しているのだろうか、と考える。あたしという存在を自分で確認する時は鏡を 見れば自分の顔がすぐ分かるワケだけど、鏡を見るまでは自分がどんな顔をしてるか分からないし、ホントは他人から見た顔と自分が見ている顔は違うかもしれない。自分の指は体は思った通りに動くけど、その動かしている様子を自分の視覚だけで存在を確認するのも難しいとも思う。そういう不安定な所をこの映画では言葉にして表している。前作での「自分が自分であると確認するためには実に多くのモノを必要とする」という感じのセリフには衝撃を受けました(>_<)
映画みたいに脳を機械化して他人と情報を共有する時代じゃなくても、全て『今』に通じる物語だと感じました。
こんな感じに、もう全てのセリフに考えさせられ、一言も聞き逃せねーぜ、こりゃあ感じでした(笑)

ストーリーは、切ないな〜って感じでした(>_<)事件を起こした方も会社に利用されたくなくてやってしまい、その犠牲に一度作られたアンドロイドが全て人間の都合で壊されていく。なんかやるせねーな・・感じで、バトゥと素子の関係も切ないしな〜、最後のバトゥと素子が再び会うシーンでは、もう「少佐〜〜〜〜!!」って感じでした(^_^;)素子が去り際に言ったセリフが、二人はつながってんだな〜とジーンっときました。
あと他に好きなシーンは、バトゥが自宅で犬と共に暮らしてるシーンです。 あの犬と生活してるトコがバトゥの生活感を匂わせてて好きです(笑)
今回残念だったのは、9課のメンバーが全員出てなかったことですかね。荒巻さんは分かるけど、なんでイシカワが?(-ε-)みたいな。まぁ、別にイイんですけど。
音楽は菅野よう子さんじゃなくて、前作の音楽を担当した人で、前作の音楽があんまり好きじゃなかったんだけど、今回はよかったです(^U^)EDで流れた『follow me』よかったですたい。

ちなみに、声優として竹中直人が出てたんで びっくりしました。
もうアニメを通り越して、哲学というかもうすごい映画でした(>_<)日本のアニメはやっぱスゴイです



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