↓下にいくほど、前に更新したものなっていきます


スキヤキ・ウエスタン・ジャンゴ
壇の浦の戦いから数百年後のとある村(根畑・・・ネバタ・・笑)では、村に伝わる宝を巡って平家と源氏が対立していた。そんな中一人の男(伊藤英明)が現れるが・・・

この映画やばい!!!
すっごい面白かった!(笑)かなり爆笑したし、出演陣はすごいし、かっこいいし、撮影は山形の庄内映画村や鶴岡市で、とにかく山形だし!!!蔵王のおかまもでてくるヨ! 山形県民ならみるべきだよ!映画見ている間は、「なんか山形っぽいな〜」って思ったんだけど、エンドロールで山形って出てきて噴いた(笑)つーか、あんな豪華な出演者が山形来てたなら本気で見に行きたかった!!!!うわーん!(´д`)

話はですね、とにかくコッテリですね。三池監督なんでクセがあるので、万人受するかは微妙だけど、ツボにハマッてしまえば、マジうける!!の連発です。もう、ずっと笑ってました。しかもいろんな小ネタも たくさんちりばめられてるし。保安官(香川照之)なんかは指輪物語のゴラムを彷彿とさせるし・・。
この映画日本製作なんですが、なぜか全編にわたり英語。日本人が英語しゃべってんだから、うまいワケないんですが、なんかそれでも気になんねーよ!って感じで、むしろ、時々変な英語が出てきてホントうけた(笑)特に平清盛(佐藤浩市)が使う英語は、役がヘタレっていうかバカなんだから仕方ないんだろうけど、その英語はねーだろ(爆笑)的な。役者さん中で一番英語上手かったのはクエンティン・タランティーノ ですね(当たり前)あとは、「絹ごし豆腐」とか「祇園精舎」「アニメオタク」を英語であーいうんだ〜って思いました(´∀`)
俳優陣はホントかっこよかったです。特に源義経(伊勢谷友介)がすごいかっこよかった、かっこいいっていうかキレイだった。正直、完璧主人公の伊藤英明をくってたよ・・(-_-;)そーいえば見ていて思ったんですが木村佳乃が寺島しのぶに似てるなー・・・って思ったんだけど、役のせいかな?色っぽかったデス。ルリ子(桃井かおり)の銃さばきはかなりかっこよかった!!「ウコンのちからとか言ってる人には見えねー!!さすが」って感じです。桃井かおりと伊藤英明の銃さばきは、後ろの人も全然見ずに撃っちゃってんで、後ろに目でもくっついてんのか? みたいな(笑)あと、衣装もかなりかっこいいです。平家は赤、源氏は白を基調とした衣装で同じようにかっこいいんだけど、(平家の清盛と重盛(堺雅人)なんかスカジャン着てるしね)なぜか平家がバカっぽく見えるのはどーしてなんだろう?(笑)アレも演技の賜物なのかしら?(´▽`)とにかく、あの豪華な出演陣を見に行くだけでも価値はあります(^u^)
EDのサブちゃん(北島三郎)の曲がサイコーですヨ!!

かなりぶっ飛んだ内容になってますが、深く考えずに思いっきり楽しむべき映画だと思いました。ちょいスプラッターちっくな所もあるので注意もいるかもしれないけど、それを凌駕する面白さとパワーは確実にあります。公開中ですので(2007.9.27現在)興味を持たれた方はゼヒ(^o^)/
あ〜DVD欲しいかも(笑)



ホテル・ルワンダ
ルワンダ共和国では、1962年の独立前からフツ族ツチ族が対立し、独立後はフツ族が政権の座に着いたのだった。
自国の将軍や各国の要人が泊まりにくる四つ星ホテルの支配人として働くポール・ルセサバギナ(ドン・チードル) はもしもの時のために有力者に賄賂を送りながらも、家族とともに裕福で幸せな生活を過ごしていた。そして1990〜1994年フツ族ツチ族の民族対立による武力衝突ルワンダ内戦が勃発し、1994年には、ついにフツ族過激派が約100日間でツチ族やフツ族穏健派を80万〜100万人以上虐殺する事態が起きるの だった・・・・

あたしがルワンダ紛争を知ったのはこの映画でした。それまでは全くといっていいほど聞いたこともなったです。あまり詳しいことは分からないのですが、このフツ族ツチ族は、見た目や特徴も違いはなく見分けるのも難しく、民族は対立しているといっても、市民のほうでは友達だったり、夫婦だったりして、劇中でも 何族か判断するために身分証を見るしかないという、同じ肌や民族の境界線も曖昧なのに、なぜ虐殺が起きるのか、憎しみなのか狂気なのか一体なんなのか・・計り知れないものを感じました。
約100日間で約100万人もの人たちが殺されたのには、ホントに驚愕でした。一体一日に何人亡くなったのか・・。ツチ族を根絶やしにするために子供も躊躇なく殺す、いや、むしろ 子供を率先して殺すといった感じで、「もし、この子供達が生き延びても今度はフツ族を殺し始めるのでは?」といった気持ちでいっぱいでした。
よく人間はしぶといものだ、とかなかなか死なないなどのように、時には驚くほどの生命力を発揮するのに、劇中のように鉈で切り付けられ銃で撃たれて簡単に死んでしまう。簡単に死んでしまうから武器を持った相手には抵抗できない。 しかも集団で民兵が襲ってくる恐怖。こんなことが起きてしまうのか・・と絶望を感じます。

劇中では、国際平和軍や西欧諸国、アメリカ、・・虐殺が起きているのにただ「起きている」で片付けてしまう世界を鋭く捉えていました。国際平和軍は虐殺が起こる前から駐在していたっぽいんですが、実際に戦闘が起きても武器の使用は認められず、軍の数も圧倒的に足りない、なにが起きても何も出来ないといった 「中立の名のもとに、何も出来ない国際平和軍とはなんなのか?」と疑問を持たずにはいられないです。(ボスニア戦争を扱った映画『ノーマンズ・ランド』でも、同じように国際連合の欠陥が感じることができます)
そして、世界の対応。特にアメリカはソマリア内戦での失敗で人道的介入には躊躇し、諸外国は最初ルワンダにいる外国人 の救出などにしかしなかったのです。(ソマリア内戦でのアメリカの介入を扱った映画では『ブラックホーク・ダウン』があります)
この時の印象的なセリフで、国際平和軍のおっちゃんが「君達はゴミだ。君達はニガーでもないアフリカ人だ。だから、彼ら(西欧諸国)は君達が何人死のうとかまわないんだ。」という感じに言っていて、まさに西欧諸国の差別的な 考えを表したもので、ドン・チードルの頭では分かっていても納得はできないが、それが事実なんだ、と思っているだろう顔がすごかったです。あと、外国人に退去命令が出たときの外国人記者役のホアキン・フェニックスの地元民のやり取りと、最後に「自分が恥ずかしい」と言ってルワンダを去るシーンは、あの時見捨てた全ての者に言ってる ような気がしました。

いよいよ外国人が退去し、民兵の狂気を留めるのは、もう物資による賄賂と四つ星ホテルだったというものだけのなかで、自分達で身を守ることになったホテルに避難した1200人あまりの人々。ポールは必死に軍に物資を渡しつつ、諸外国に脱出出来るように作戦を練ります。それは「助けを求めるのではなく、自分がいかに恥ずかしいことをしている のか気付かせてやる」といったもので、ケッコー衝撃を受けました。同情ならいくらでも出来るが、行動には移りにくい。だが、「恥」という気持ちで自ら行動を起こさせる・・すっげぇって思いました・・(-□-;)

最後になるにつれ、いよいよいつ殺されるか分からない状況になったときのポールが奥さんに「民兵達が来たら、子供達を連れて屋上から飛び降りると約束してほしい。」と言った シーンでは、そんな約束すらんないあて・・・・!!!!もう、生きろじゃなくて、死ぬ約束をするなんて想像を絶します・・・


うーん・・こういう映画って感想書くのホント難しいです。ただ、感動なんて言葉では表せないし、感動なんて言葉さえも失礼っていうか・・もう言葉が出ません・・・。
でも、こういった映画が作られることによって、後世に伝わり、知るきっかけになるっていうことはすごく大事だと、あたしは思います。 すっごい長くなり文章にも収拾がついていませんが、最後に、ホントによくホテルにいた1200人の方達は恐怖と不安に怯えながらそれに耐え、またポール・ルセサバギナさんは、支配人としてどんな時も皆に気を配り、1200人もの避難民を客として扱いみんなの恐怖を和らげようとし、生きるために奔走する姿はホテルマンとしての誇りと人間の強さを感じることができ脱帽の気持ちでいっぱいです。
とても 良い作品ですので、機会があればゼヒ見てみてください。そして、最後までなっげー文を読んでくださりありがとうございます(>_<;)



幸せのちから
クリス(ウィル・スミス)は、骨の密度を測る医療器具を病院に売って生活をしているセールスマン。奥さんも仕事をしているが毎日の生活は切り詰めたものだった・・。なんとか今の生活を脱し裕福な生活をしたい、と考えていたクリスは、株の仲介人は裕福な暮らしが出来るのでは? と考え、養成所に応募するが、そこでは6ヶ月間無給料、そして2、30人の候補の中から一人しか正式に雇ってもらえないというクリスには過酷なものだった・・・

実話だそうです。
正直見ていて、あまりにもイタかったです。なんか見てられないみたいな。お金がなく生活が厳しいと人間って余裕がなくなるじゃないですか。 それによって生まれる夫婦の亀裂・・、この映画では結局奥さんとは離婚して、小さい息子(なんと、ウィル・スミスの実の息子!)を男一人で育ててくんですが。あーいう親の喧嘩とかね、あたしも体験したものなので他人事には見えなくて、というかこの映画の話がかなり現実味をおびてて、ホント見てらてない・・っていう気分にさせられました。 ま、面白いシーンもたくさんあるんですが(^_^;)離婚、育児、生活難、住む場所も失う・・という人生どん底期みたいなのがクリスを襲うんですな・・。こういう話見ていると、人それぞれ幸せは違うとは思うけど、やっぱりある程度の生活やお金あってこそ、それぞれの幸せを感じるコトが出来るのではないか?と考えてしまいます(-_-;)金=幸せだとは思わないケド、心に余裕というものがないと 幸せは感じれるものではないのかな・・と。

この作品はいわゆる感動作ですが、ただ単に成功を掴んだ男の感動のストーリーというのではなくて、金がなくて家を追い出されるという、プライドやいろんなものをグチャグチャにさせられるような自分の不甲斐なさ。それでも息子の生活のためにも立ち止まる暇もなく、必死に毎日を生き、そして自分の能力を認められ合格する(報われる)時に 見せたウィル・スミスのあの表情を見たら、あたしの涙腺は決壊!!!!しました・・・。あたし泣き始めると止まらないんで、もうひきつけ起こしたみたいになりまして(苦笑)友達に「ちょっと泣きすぎ」みたいなことを言われましたょ(^_^;)しかも、そん時、ティッシュ持ってなかったんで、鼻ズーズーやってて、隣のオッサンはさぞ 迷惑だったでしょう(苦笑)

今までウィル・スミスは「インデペンデス・デイ」みたいなヒーロー役みたいなイメージが強かったんで、今回のようなホントの父親の演技にほんと感動しました。息子役が自分の実の子供ってのもあるかもしれないけど、本当に息子を思いやるお父さんでした(>_<)
息子役の子供は、めちゃくちゃかわいかったデス!!!なんかモンチッチみたいな!!ウィル・スミスがうらやましい〜(´∀`)しかも、あんな小さいのにお父さんに気を遣ってるしね。ホント、イイ子や〜、子供のおかげでクリスも救われた部分もあったのではないでしょーか?

でも、ちょっと思ったんですが、あの役での息子さん将来非行に走りそうだな・・・・って見ていて思ったんですけど・・・(^_^;)あははは・・
いや〜、 ホントいい映画でした!




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